久伊豆神社例大祭神楽(平成26年9月28日)
第一幕 巫女舞(11時頃から)
- 巫女舞は、穢れを知らない女性が勤め、舞台を清めたと言われています。先ず御幣と鈴を持って、本間と言う曲で舞い、次に榊の枝を持って神楽昇殿と言う曲で舞い、最後にまた御幣を持って幣神楽という曲で舞い納めます。
第二幕 八幡山(1時頃から)
- 仲哀天皇が筑紫の、香椎の宮に於いて熊襲征伐を思いたち、妻の神功皇后が武運を占うことになりました。皇后は神がかりとなり神の言葉を発しました。皇后が出立しようとすると急に腹痛をおこり、そこにうずくまります。皇后はすでに妊娠をしておりました。そばに寄り添った武内の宿禰は傍らの石を帯に挟んで出立するよう進言しました。
第三幕 小鍛冶(3時頃から)
- 刀鍛冶・三条宗近は、天皇に献上する太刀を打とうとしますが思うように打てません。そこで宗近は、日頃信仰する稲荷大神の力をお借りしようと祈願します。すると何処からともなく大神のお使いが現れて太刀を打ち上げます。その太刀の名を「子狐丸」と名付けました。
第四幕 菩比上使(5時頃から)
- 富み栄えている豊葦原の中つ国・出雲国を見た天照大神は、この国をわが子に治めさせたいと考え、豊葦原の中つ国を譲り受けるために使者を送ることにした。天安之河原に八百万の神々を集めて相談した結果、選ばれたのが天菩比神であった。しかし、豊葦原の中つ国に赴いた天菩比神は大国主命に懐柔されて、酒を飲まされて眠ってしまいました。
第五幕 山神(5時50分頃から)
- 山神は、今日一日の神々が現れて穢れた舞台を、清めて元の神聖な場に、戻すという役目を背負っております。
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