藤祭太々神楽講(平成27年4月29日) |
藤祭太々神楽講(平成27年4月29日) |
久伊豆神社太々神楽(平成27年4月29日)
第一幕 巫女舞(11時頃から)
- 巫女舞は、穢れを知らない女性が勤め、舞台を清めたと言われています。先ず御幣と鈴を持って、本間と言う曲で舞い、次に榊の枝を持って神楽昇殿と言う曲で舞い、最後にまた御幣を持って幣神楽という曲で舞い納めます。
第二幕 稲荷山(2時頃から)
- 稲荷神社の祭神は衣食住の太祖で五穀豊穣・商売繁盛の守護神の宇迦之御魂の神(稲荷大神)であります。「いなり」とは「神像稲を荷えり、困りて稲の字を用いる」と史記にあり、そこから「稲荷」といわれたとも、また、いねを収穫して荷い、神から稲作を営んできた日本人にとっては最も親しみやすい神でありました。稲荷神社には一対の狐が祭られていますが、一般の神社の狛犬と同様に狐は稲荷神の使いであり、社前を譲る役目を担っています。神楽では稲荷大神がモドキに天狐を呼び出すように命じます。そして、天狐が弓を持て出てきます。最初に、稲荷大神が「弓の舞」を舞います。その次に天狐に「奉幣の舞」を舞うように命じます。
第三幕 菩比上使(4時頃から)
- 富み栄えている豊葦原の中津国・出雲の国を見た天照大御神は、この国をわが子に治めさせたいと考え、国を譲りうける為の使者を送ることにした。天の安之河原に八百万の神々を集めて相談した結果、選ばれたのが天菩比命であった。豊葦原中津国に赴いた天菩比命は、大国主の子である建御名方命にあって国を返してくっるように迫るが、ずる賢い建御名方命に酒を飲まされて、「舞い」を見せて欲しいといわれ舞い始めるが、だんだん酔いが回ってきて途中で眠ってしまいます。そこを切りつけられて・・・。さてこの続きはどうなりますか?
第四幕 山神(5時50分頃から)
- 山神は、今日一日の舞台に現れた神々で穢れた舞台を清める役割を持っています。
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