久伊豆神社おかがり祭里神楽(平成28年11月28日) |
第一幕 巫女舞(5時頃から)
- 巫女舞は、穢れを知らない女性あるいは老婦人が勤め舞台を清めたと言われています。御幣と鈴を持って「本間」と言う曲で舞います。次に扇と鈴を持って「鎌倉」と言う曲で舞います。そして最後に御幣と鈴を持ち「御幣楽」で舞います。
第二幕 三筒男(6時30分頃から)
- 伊耶那岐命のみことは亡き妻伊邪美命を追いかけて黄泉の国まで行かれたものの、妻を連れ戻すことができず地上に戻った際に、自らの穢れを払うべく禊祓払いをされました。その時に墨之江大神三柱の神お生まれになりました。まず翁の面をつけた上筒男の神が折り紙と剣の舞を、続いて中筒男の神が奉幣の舞を、最後に黒式尉の面をつけた底筒男の神が二枚扇で波を描いて舞い納ます。
第三幕 三崎遊魚 蛭子(8時頃から)
- 七福神の一つである恵比寿は兵庫県西宮神社の祭神蛭子命であり、海上・漁業の神、または商売繁盛の神として信仰されました。恵比寿様が釣りをしようと竿を垂れますが波が高くて魚が釣れません。そこでお供を呼び、波を鎮めるために神主を呼ぶことにします。でかけると自分が神主であるという男に出会います。
第四幕 山神(8時50分頃から)
- 山神は、今日舞台に現れた神々で穢れた舞台を、清めもとの神聖な場に戻す役目を背負っております。おかがりの炎の幽玄な中で神楽を舞わせていただきありがとうございました。
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