久伊豆神社縁起市里神楽(平成28年12月15日) |
第一幕 巫女舞(2時頃から)
- 巫女舞は、穢れを知らない女性が勤め、舞台を清めたと言われています。先ず御幣と鈴を持って、本間と言う曲で舞い、次に榊の枝を持って神楽昇殿と言う曲で舞い、最後にまた御幣を持って幣神楽という曲で舞い納めます。
第二幕 八幡山(4時頃から)
- 仲哀天皇が筑紫の、香椎野宮において熊襲征伐を思い立ち、妻の神功皇后が武運を占うことになりました。皇后は神がかりとなり神の言葉を発しました。皇后は武内宿禰が持ってきた弓で武運長久を祈って「弓の舞い」を舞い、そのあと二人で扇を使い「連れ舞」をします。皇后が出立しようとすると急に腹痛がおこり、そこにうずくまります。皇后はすでに妊娠をしておりました。そばに寄り添った武内宿禰は傍らの石を帯に挟んで出立するよう進言しました。武内宿禰に言われたとおり、石を帯に挟んで皇后は出立していきました。
第三幕 三崎遊魚・蛭子(7時頃から)
- 七福神の一つである恵比寿は兵庫県西宮神社の祭神蛭子命であり、海上・漁業の神、または商売繁盛の神として信仰されました。恵比寿様が釣りをしようと竿を垂れますが波が高くて魚が釣れません。そこでお供を呼び、波を鎮めるために神主を呼ぶことにします。でかけると自分が神主であるという男に出会います。
第五幕 山神(8時50分頃から)
- 山神は今日一日の神々が現れて穢れた舞台を清めて、元の神聖な場に戻すという役目を背負っております。本日の縁起市里神楽を持ちまして、本年度の里神楽は終了となります。一年間ありがとうございました。
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