久伊豆神社おかがり祭里神楽(平成29年12月17日) |
第一幕 巫女舞 五時頃から
- 巫女舞は、穢れを知らない女性あるいは老婦人が勤め舞台を清めたと言われています。御幣と鈴を持って「本間」と言う曲で舞います。次に扇と鈴を持って「鎌倉」と言う曲で舞います。そして最後に御幣と鈴を持ち「幣神楽」で舞います。
第二幕 稲荷山 六時三十分頃から
- 稲荷神社の祭神は衣食住の太祖で五穀豊穣・商売繁盛の守護神の宇迦之御魂の神(稲荷大神)であります。「いなり」とは「神像稲を荷えり、困りて稲の字を用いる」と史記にあり、そこから「稲荷」といわれたとも、また、稲を収穫して荷ったからと言われています。里神楽では稲荷大神がモドキに天狐を呼び出すように命じます。そして、天狐が弓を持て出てきます。その弓を持って、稲荷大神が「弓の舞」を舞います。次に天狐が「奉幣の舞」を舞います。
第三幕 菩比上使 八時頃から
- 富み栄えている豊葦原の中津国・出雲国を見た天照大神は、この国をわが子に治めさせたいと考え、豊葦原の中津国を譲り受けるための使者を送ることにした。天安之河原に八百万の神々を集めて相談した結果、選ばれたのが天菩比神であった。しかし、豊葦原の中津国に赴いた天菩比神は大国主命に懐柔されて、酒を飲まされて眠ってしまいました。
第四幕 山神 八時五十分頃から
- 山神は今日一日神々が出て穢れた舞台を、清めて元の神聖な場に、戻すという役目を背負っております。
0 件のコメント:
コメントを投稿