久伊豆神社縁起市里神楽(平成30年12月15日) |
第一幕 巫女舞 二時頃から
- 巫女舞は、穢れを知らない女性が勤め、舞台を清めたと言われています。先ず御幣と鈴を持って、本間と言う曲で舞い、次に榊の枝を持って神楽昇殿と言う曲で舞い、最後にまた御幣を持って幣神楽という曲で舞い納めます。
第二幕 三筒男神 三時半頃から
- 伊耶那岐命のみことは亡き妻伊邪美命を追いかけて黄泉の国まで行かれたものの、妻を連れ戻すことができず地上に戻った際に、自らの穢れを払はらうべく禊祓払いをされました。その時に墨之江大神三柱の神がお生まれになりました。まず翁の面をつけた上筒男の神が折り紙と剣の舞を、続いて中筒男の神が奉幣の舞を、最後に黒式尉の面をつけた底筒男の神が二枚扇で波を描いて舞い納めます。
第三幕 八雲神詠 六時半頃から
- 素盞鳴尊が深山に迷いこみ、河のほとりに出たとき、足名椎に出会い、娘が八人居ったが毎年一人ずつ大蛇に飲まれてしまい、最後に残ったのが稲田姫でありました。親子の物語を聞き、素盞鳴尊は、酒を造って大蛇に飲ませて、深く寝入ったところを殺してしまおうと謀り、ヤマタノオロチを退治するという物語。
第四幕 種かし 八時半頃から
- 狐が畑に種を蒔いていると、モドキが出てきてその種を食べ始めます。怒った狐はモドキの頭巾を引っ張って脅かします。モドキも怒って狐と喧嘩になります。種の欲しいモドキは謝り種をもらいますが、もっとくれと言うモドキに狐は、真似をしてみろと言って、いろいろなことをして遊んで見せます。最後にもちを搗いて神社に奉納しようと言うことになります。
第五幕 山神 八時五十分頃から
- 里神楽の演目のうち、武神同士の戦いなどで穢れた舞台を清め元の舞台にもどすと言う神聖な舞です。
0 件のコメント:
コメントを投稿