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年越大祓式(令和2年12月31日)
年越大祓式(令和2年12月31日) 年越大祓式(令和2年12月31日) 年越大祓の御案内 師走の候、皆様には如何お過ごしでしょうか。今年も年末恒例の年越大祓をご案内する時節となりました。 大祓は、私たちが日常生活において、ついつい見過ごし、気付かないでいる心と身体の曇りや邪気(罪や穢れ)を人形(形代)に移しお祓いする神事です。このように大祓は、あらゆるものを清く美しくする、浄化の力と生命力がある水に流すことによって、心身を清浄にし災禍・病気等も祓い、世の中をも祓い清めるために行われてきた大切な儀式です。 当神社では、師走(十二月)、水無月(六月)の年二回大祓のご案内を申し上げております。今度ご返送されました形代は、大晦日の夕刻、左記のようにご神前で大祓式を厳修して祓い清め、後日大海原に流します。 この意義深い大祓神事を受けられて身も心も清々しく、新年をお迎えいただきたく、ご案内申し上げます。 記 一、日時 十二月三十一日 午後五時三十分 一、式場 久伊豆神社 一、御初穂料 お心持ち ◎ご自由にご参加下さい。
久伊豆神社縁起市奉納里神楽(令和2年12月15日)
久伊豆神社縁起市奉納里神楽(令和2年12月15日) 第一幕 三筒男 二時頃から 伊邪那岐命は亡き妻伊邪那美命を追いかけて黄泉の国まで行かれたものの、妻を連れ戻すことができず地上に戻った際に、自らの穢れを祓うべく禊祓いをされました。その時に墨之江大神三柱の神がお生まれになりました。まず翁の面をつけた上筒男の神が折り紙と剣の舞を、続いて中筒男の神が奉幣の舞を、最後に黒式尉の面をつけた底筒男の神が二枚扇で波を描いて舞い納めます。 第二幕 大蛇退治 四時頃から 素盞鳴尊が深山に迷いこみ、河のほとりに出たとき、足名椎に出会い泣いているのでわけを聞くと、八人居った娘が毎年一人ずつ大蛇に飲まれてしまい、最後に残ったのが稲田姫でありました。親子の物語を聞き、素盞鳴尊は、大蛇を退治することを約束し八鹽折りの酒という強烈な酒を造って大蛇に飲ませ、深く寝入ったところを殺してしまおうと謀り、大蛇を退治するという物語。 第三幕 種かし 七時頃から 狐が畑を耕して、種を蒔いているとモドキが出てきて種を食べはじめます。怒った狐はモドキの頭巾を引っ張ります。モドキも怒って狐と喧嘩になります。種を欲しいモドキは謝って種をもらいますが、もっと欲しいもっと欲しいとねだります。狐は私の真似をしたら種をやるといって「花魁」になったり、餅を搗いて神様に奉納しようと言います。二人で餅を搗き始めますがモドキはまたいたずらをします。 第四幕 山神 八時五十分頃から 山神は今日一日の神々が現れて穢れた舞台を清めて、元々の神聖な場に戻すと言う役目を背負っています。 本年はコロナウイルスの感染拡大と言う、大きなニュースがありました。来年こそは、穏やかな良い年になりますようお祈りいたします。本年度最後の里神楽となります。どうぞお楽しみください。
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