久伊豆神社例大祭奉納里神楽(令和3年9月28日) |
第一幕 菩比上使 11時頃から
高木の神が、豊葦原の中津国を天孫瓊瓊杵尊に奉って、大国主命の隠居を願う使いの神を選ぶ物語の三部作のひとつで、高天が原から天の菩比の命が大国主の許に上使として降りるが、建御名方の謀略に掛かってさけをのまされ、あなたの舞が見たいといわれ舞います。舞って行くに連れて段々酔いが回ってきて崩れるように座り眠ってしまいます。
第二幕 三筒男神 2時頃から
イザナミノミコトは亡き妻イザナミノミコトを追いかけて、黄泉の国まで行ったものの妻を取り戻すことが出来ず、地上に戻った時に自らの汚れを払うべく禊払いをされました。その時に住之江大神の三柱がお産れになりました。先ず上筒男神の神が産れ 次に中筒男の神が産れ 最後に底筒男の神が産れました。里神楽では順に上筒男の折り紙の舞と太刀の舞、中筒男の奉幣の舞、上筒男が扇の舞でまいおさめます。
第三幕 稲荷山 5時頃から
稲荷大神の祭神は衣食住の太祖で、五穀豊穣・商売繁盛の守護神「宇迦の御魂の神」であります。いなりとは[神像稲を荷えり、困りて稲の字を用いる]と史記にあり、そこから「稲荷」と言われたとも又は稲を収穫して稲わらを担ったことからとも言われています。さて神楽では稲荷大神が従者(モドキ)に天狐(狐)をよびだすようにめいじます。天狐は弓を持ってでてきます、その弓で稲荷大神が弓の舞を舞います。次に天狐が奉幣の舞を舞い、最後に従者踊って幕となります。
第四幕 山神 5時50分頃から
山神はきょう一日、いろいろな神様が出て穢れた舞台を清めて元の神聖な場に戻す役目を持っています。昨年からコロナウイルスの感染から催しがキャンセルになりました。緊急事態宣言も延長されまして今月いっぱい続きそうです。例大祭は久伊豆神社をお祭りする大事な祭礼です。三密とソーシャルディスタンスを十分に気を付けて実施いたしますのでよろしくお願いいたします。神明はやし連
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